オリジナル紙袋の制作する際のオプションについて
オリジナル紙袋を制作する上で、普通に印刷するだけじゃつまらない!!もっと他店に差をつけたい!!
と思っている方に、今回は基本的な仕様オプションの「浮き出し」について簡単にご説明したいと思います。
浮き出し加工について
※画像のロゴ部分が箔押し加工+浮き出し加工になります。
街中でよく見かけるオリジナル紙袋ですが、よく見るとロゴの部分が少し浮き出ているのがありますよね?
そうですあれが浮き出しという仕様になります。
通常はロゴの部分だけ浮き出させて、ロゴの部分を目立たせるための仕様ですが、知ってますか??浮き出しって、紙袋全体にも入れる事ができるんです!!
例えばお店のロゴや、柄(ハート柄や、星柄、ドット柄など・・・)デザインした柄を袋全体に浮き出しして入れられるのです!!
そんなオリジナルの紙袋は目立つ事間違いなし、デザイン的にもオシャレに仕上がりますね。
また、浮き出しの出方は使用している原紙により出方が異なってきます。
基本的には、厚めでコシのある紙のほうが、より強く浮き出ると言われています。
なので、浮き出し重視のデザインならコート紙なら180gとか200gまたはカード紙なんかを選ぶほうがいいかもしれません。
せっかくの浮き出し仕様ですから、浮き出ているところが目立たないと意味がないですからね。
浮き出しをする場合は原紙選びも重要になってくるわけです!!
浮き出しオプションの応用編
浮き出しの応用ですが、逆にへこます事も可能です。
この仕様はあまり見かけないかもしれませんが、デザインや柄によっては凹凸がでますから、浮き出しより目立ちオシャレな感じに仕上がる場合もあります。
アパレルのショップ袋なんかにはよく使われている仕様みたいですね。
浮き出しオプションの注意点
手軽なオプション、デザイン性のよい浮き出し仕様ですが注意点もいくつかありますので参考にしてみて下さい。
まずコスト的にですが、浮き出す範囲によって袋単価は大きく変わります。
袋全体的に柄などを浮き出しで入れる場合は、結構コストが高くなってしまうかもしれませんね・・・
また、浮き出し加工は浮き出し版を制作して、原紙を平版の状態で型を押して行くのですが、一回で押せる型のサイズが決まっていますので、あまりにもビックサイズの袋の場合は全体的に浮き出しで柄を入れるのは難しいかもしれません。
デザイン的には余りにも細い線や細かい柄などは、浮き出しには向かないようです。
線や柄が細かすぎて浮き出しが目立たなかったり、浮き出し部分に印刷がある場合は多少ズレが出てくる可能性もあるため、ある程度の大きさ太さは必要になるようです。
まとめ
紙袋とはいえ、様々な仕様がありますね。
オリジナル紙袋を制作するなら、手軽な基本オプションとして浮き出しやへこましを使用したオシャレなオリジナル紙袋を制作してみてはいかがでしょうか。
今回のの記事をまとめます。
・コシのある厚めの原紙を選ぶ
・浮き出し範囲によってコストが大きく変わる
・ビッグサイズの袋の場合は全体的に浮き出し柄を入れるのは難しい
まだまだオプション加工がありますので、順番に紹介していけたらと思っております。
何かご要望やご不明点がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。