晒クラフト紙で紙袋の制作と特徴について
今回は飲食店の澤いちさんのオリジナル紙袋のサンプルを基に、晒クラフト紙でオリジナル紙袋を制作した際の特徴や注意点などを解説していきます。
飲食店のオリジナル紙袋は個人的に拘りを感じるので、良いと思っております。
晒クラフト紙のオリジナル紙袋の仕様
サイズ:W160×D150×H180+口折45㎜
原紙:晒クラフト紙120g/㎡
印刷:1色
加工:ニス引き、口ボール、底ボール
持ち手:PPパイレン紐5㎜幅×450mm/CUT
上記の仕様になります。
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晒クラフト紙でオリジナル紙袋の制作ポイントについて
※晒クラフト紙を使った澤いちオリジナル紙袋
※未晒クラフト紙
晒クラフト紙は未晒クラフト紙に漂白した表面にツヤがなく少しざらざらする素材になります。
注意点は印刷が沈んで見えてしまったりすることがあるので、思っていた印刷色と異なって見えることがあります。
今回の澤いちさんのオリジナル袋の場合は、懐石料理などを食べれるお店なので、お店にマッチした落ち着いた高級感を漂わす色合いになっていて、沈んだ印刷がいい雰囲気を出していると思います。
また、晒クラフト紙は色々な原紙の中でも、安価なので人気のある原紙でもあります。
※PPパイレン紐
紐はPPパイレン紐を使っています。よくお寿司さんの持ち帰り用の持ち手に多いのがPPロープですが、PPロープだと少し安っぽく見えてしまいます。その点PPパイレン紐の方がしっかりとした作りになっていて、PPロープより触った際の手触りも良いのでおすすめできます。
Check②☞ 用語集~持ち手編~についてはこちら➹
※マチ面
マチ面には何気なくお店の住所と電話番号が抜き(原紙の白い色)で入っており、お店の広告宣伝もしっかり入っております。また、正面のロゴの下にはお店のホームページのURLも記載しております。
たかが紙袋と思うかもしれませんが、広告宣伝効果も期待できることで自社オリジナル袋を制作することが多いです。
印刷についてですが、表面にニス引きをしている為、ゴシゴシこすったりすると色落ちをする可能性があるので注意です。
色落ちさせたくない場合は、ラミネート加工がおすすめですが、印刷の上にラミネート加工になるので、雰囲気が変わってしまうこともあります。
まとめ
晒クラフト紙を使ったオリジナル紙袋はいかがでしたでしょうか!?
晒クラフト紙は澤いちさんのオリジナル紙袋のように和の雰囲気が出せる原紙なので、和をテーマにしてる会社さんとか晒クラフト紙を使ってみるのもいいですね。
今回の記事のポイントをまとめます。
✅原紙の特徴として色が沈むことがあるので注意
✅ニス引きは色落ちする場合があるので注意
✅オリジナル紙袋で広告宣伝できる
晒クラフト紙の特性上注意しなければならいことがありますので、こちらの記事で参考にしていただければと思います。